一般に古墳時代のように文明と考えられる時代では、石棒は男性性器の形に進化?し、陰陽にのっとって陰陽石などと呼ばれ、陽石と陰石がセットになるケースが多いようだが、それはもっと古い時代でも巨石に限らず、生活用品であるスリコギ石と臼石のセットから着想されたと思われる。これはのちにずっとさがって中世から近世でも臼と杵、道祖神の男女ペアになって表された。

原始宗教というものは、この陰陽のペアから始まると考えていいだろう。
よく考古学の文献に「おおらか」だったと書かれる男女表現には、実はおおらかどころか、切実な生への願望が念じ込まれていると考えられる。

すなわち短すぎる寿命。

死からの逃避願望である。

これが生命の再生願望になり、やがて貧富の差が生じると、富める者は不老長生を願うようになった。これは世界共通である。神仙思想はここから生まれる。

再生するからこそ、死者の国は存在を許容されることになる。再生しないとわかっている現代においては、実は天国も地獄もありえなくなるはずである。しかし、生まれ変わらないにも関わらず、人は今でも黄泉や彼岸を口にする。存在を暗示するのである。

もし再生が事実なら、よみがえる生命は人類のものだけであろうはずもなく、むしろ圧倒的に他の生物の霊魂があふれかえっていなければならない。ところが人が口に出すのは人間の霊魂だけである。せいぜい愛犬、愛猫の霊程度しか帰ってこないと言うのである。

ともあれ、石棒は石皿に対してスピリットを注入し、二つが合わさってすりあわされることで、皿の上に粉なりが生まれると「見えた」のだ。
それが生殖行為によってわが子が生まれ出るのとなんら違いはなかった。

生命は陰陽から生まれる。ゆえに陰陽は産業である。あらゆるものを生み出す観念である。



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