●ヴァイキングの意味
古ノルド語:vikingr(アイスランド語:víkingur)
フィヨルドから来た人(古ノルド語 vik, アイスランド語 vík:湾、入り江、フィヨルド)
ノルドとはノルディックの語源。ノルマンジーやノルウェーの語源でもある。

●ヴァイキングの概念
ヴァイキング(英:Viking、独:Wikinger)とは、8世紀から300年以上に渡って西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンディナヴィアの武装船団(海賊)を指す言葉であったが、後の研究の進展により「その時代にスカンディナヴィア半島に住んでいた人々全体」を指す言葉に変容した。中世ヨーロッパの歴史に大きな影響を残した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E9%87%8E%E8%81%B0

●ヴァイキングの舟とその航路
http://wadaphoto.jp/kikou/hokuo09.htm
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●北欧史とヴァイキングの権威・熊野聰
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E9%87%8E%E8%81%B0

●日本人の中のウラル系白人遺伝子
「N系統はO系統に付随するようにやってくる。実はこのN系統は不思議なことなのだが、ユーラシア北西部のウラル系民族に多い。つまり北欧先住民の形質なのである。ところがこれが日本人に発見される事例・報告が複数ある。この北欧形質の来訪の謎は、現在のところ解明できていない。ありえない事例であるが、確かにわずかに存在するのである。O系統のオーストロアジア人とともに半島経由でやってきたウラル系民族が果たしてあったのだろうか?今後の分析に期待したい。母方優勢の理論からはまったく理解不能。」
http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/tyoukou.html

●ヴァイキングと唐草模様と聖なるドラゴン



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*ヴァイキングの舟の舳先につけられることが多いドラゴンの観念は、フン族が北欧に持ち込んだ龍に始まる。
*ヴァイキングは唐草模様=南欧の象徴と蛇=ドラゴン=東洋の象徴を組み合わせた円紋を好む。
→ヴァイキングが好む紋章や装飾画像 http://www.runsten.info/viking/vikother/vikart.htm
→ヴァイキング・ジュエリー画像 http://homepage2.nifty.com/diakonia/vjtop.htm
●アジアと北欧
*ヴァイキングはもともと北欧の漁師から派生した6~11世紀の海洋民族で、「トール・ヘイエルダール(ノルウェーの考古学者)が述べたように、ヴァイキングは海賊・交易・植民を繰り返す略奪経済を生業としていたのではなく、故地においては農民であり漁民であった。特に手工業に秀でており、職人としての技量は同時代においては世界最高のレベルであった。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

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この考察は、決して「ヴァイキングがアジアに来たか」を問うものではない。

類似しているものがある、世界共通の観念が存在するというひとつの例証をあげて、さてどうしますか?と諸氏に問題提示しているの過ぎない。つまり着想のヒントである。

手前味噌だが、このブログにはそういうヒントが氾濫している。
考えるのはあなた。その意味で、これらはみな「きっかけ」記事でしかないのである。
これらの「お宝」をどう料理するかは、ひとえに筆者とあなたがたの興味の深さと執念にかかっている。

ご利用ください。

PS・
ヴァイキングが8~11世紀に各地へ航海したことから、またあるいはアジア人が北欧に遠征したことから、知識と文化の融合はすくなからずあったのは事実であり、すべてがヴァイキングに起源があったということではなく、8世紀以前にも、ヴァイキングのような海洋民族・・・例えばフェニキア人のような・・・海洋によって文化を世界に広めていったり、アジア世界から文化を取り込んでいった、古い時代があったのだということを柔軟に推測理解しておいてもらいたい。そのためのきっかけ。

ローマと秦がシルクロード交易をしていたのは紀元前である。それから比べれば海洋民族・ヴァイキングの移動などは非常に新しい時代の出来事。ローマから唐草模様がやってきて、中国に取り込まれ、仏像の様式・模様や装飾品として日本にも来た。それは物証では随分遅れて正倉院、つまり飛鳥時代とされてしまっているが、決してそれだけで論証は終わらせてはならない。三世紀の吉備や纏向に出現した祭司的装飾である直弧文、弧文などの混み合った、絡み合う模様は、東洋と西洋の文化混合がすでに古墳時代以前の弥生後期にもあったと考えさせる。これらは「海洋」という海のシルクロードがすでにあったと考えれば、その早期極東到達がの大きなヒントになる。国境のない海賊たちならば、歴然と自由に、早く、文化を伝えることができる。それはもしや、海を通り、長い時間かけて、つぎつぎに伝達、あるいは転売されてきた歴史を持っているのかもしれないのだ。この時と時間を引き継いでゆけるのが「商品」おしての伝世遺物(でんせいいぶつ)の性格である。物品は容易には消えず、代々価値ある貨幣のように、物々交換の対象となる。決してその場限りで終わる過去の遺物ではなかった。それらは何百年も生活の中に生きているのである。そしてそれを運ぶ者もまた、年代と人種を変えながらそれらを価値あるものとみなしたからこそ、はるばると世界の果てまで伝えてきたのだ。

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