おにぎり習慣は東南アジア~中国福建省にもある。
中国福建省「草包飯」(ツァオバオファン、cǎobāofàn)
ご飯の中に肉、ソーセージ、シイタケなどを具として入れ、これらを編んだ草の袋に詰め込んで携行た、タイではもち米を主食とする東北部では球状にまとめた米飯を草の葉に包んで携行する。
これ以外に韓国などにもおにぎりは存在しているが中国や韓国では、冷や飯を食べる食習慣があまり発展しなかった。それは冷や飯を食うことを下賤の者がすることと考えられたためである。

東南アジアではインディカ米がにぎるには不向きで、餅米のとれる地域だけで定着した。
カンボジアなどの少数民族もおにぎりを作るが、これも餅米がとれるからである。

日本のジャポニカ米が粘着性が好まれるのは、実は餅文化の強く残る日本では、もち米のテイストをしごく求めたからであろうと考えられる。
ちなみにおにぎりの発展と定着は主として武家がいくさに携行するためで、それ以前は干し米が主流だった。今のように広く民間に定着するのは江戸期の旅の弁当として一気に広まったと考えられる。





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