人間=ホモ・サピエンスが猿人と区分けされる理由のひとつに美意識がある。
言い換えると使いやすさを兼ね備えた美=意匠である。

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人類最古の装身具は今のところアフリカブロンボス洞窟の7万5千年まえの小さな巻貝ビーズのネックレスということになっている。

発掘ではネアンデルタール人の二枚貝チョーカーや10万年前の装身具?などが出てきている。

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◆石器時代
旧石器時代という表現がどうもいやである。
あの「ねつぞう」「ざざらぎ」「ふじわら」に直結しそうで、特に石器については判別も難しく面白い題材でもないのであまり扱いたくない。
石器以外の遺物で、美意識の発現につながる遺物だけを扱いたい。

このネックレス玉にはちゃんと全部同じ位置に糸を通す穴があけられており、ほかのどの最古クラスの装身具よりも美しく、つけていた女性?クロマニョン人までもが美人だった気になる。


2010年、アフリカ人以外の現代人のDNAに1~4%のネアンデルタール人の遺伝子があることが咒ヴァンテ・ペーボのグループによって『サイエンス』に発表された。彼らは1992年に世界で初めてネアンデルタール人骨からミトコンドリアDNA抽出に成功している。わたしたちの先祖はアフリカを出た後、分岐した二つの血脈がどこかで(多分スペイン海岸部)交じり合うことがあったようである。
その意味でネアンデルタール人も消えるとはいえ新人のひとつでホモ・サピエンスだと言え、だから二枚貝のチョーカーも出てきて不思議はないわけだ。





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