◆椿井
木津川沿いの宇治の向こうに椿井(つばい)地名がある。椿井大塚山古墳があり、かつては椿の庄と呼ばれたようだ。ここも津があったところである。つまり大筒木氏の港である。

椿と水には深い関わりがある。
水際や湧水点には神が宿るため、そこに常緑樹を植えることが多く、これはどちらも生命力の象徴であるから「再生願望」のアイテムなのである。全国に椿神社は多い。

◆唾 つば
つばもところによっては「つばき」である。
重いものを持ち上げるときに、手のひらに唾をぺっぺとかける。あれなどは生命力を増幅するおまじないである。神話でも剣を形代にして、唾をふきかけて子供が生まれたりする。
この場合の「き」は「気」であろう。「みつばき」であろう。

水の波=元気である。

◆つなみ
もちろん津波で、海岸に押し寄せる波。

◆つばくらめ
津波暗・女=燕

飛ぶ早さと勢いに満潮の力や呪力を見たのだろう。

英語でもスパローとスピル(つば)は近い発音である。

◆ミツワ
三つの輪のデザインはやはり水の輪であろう。
ミズハの象形化ではあるまいか?



鴨が水面に浮かんでいると波紋ができる。さざ波であるが、ちゃんと渦を作り出す。鴨氏の名前にはこういう生命力と永遠の生命願望があるのだろう。

弥生時代の貝輪も、巻き貝が持っている渦巻きの生命力を身につけるということだ。

◆かきつばた
水際に垣根のように生える

◆つばさ
鳥が水面で広げて翼を洗うしぐさに「羽を振る」=「羽振り」=「はぶり」⇒「はふり」「ほうり」=神職・かんなぎ

君が袖振る・・・「振る」はミタマが動くこと、つまり心が動き神を感じること。袖は=鳥の羽である。
今でも巫女・神職の袖はたっぷりと垂れている。
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羽(袖)振りする巫女

ちなみにそでは
そ・て
「そ」は朝鮮語由来で袖、「て」は手。
http://www3.ocn.ne.jp/~ocra/050.html
このサイト、かなり強引な意見があるので、ご注意も必要。
「ちゃりんこ」はベルの音であるし、「こ」とつけるのは愛称である。
馬を「うま」というのは中国語「ま」が双方に伝わったことが明白。
そもそも朝鮮語基層語は古代朝鮮語とはかなり違うから充分気をつけたほうがいい。
袖に関しては「そ」の意味がわからないので、とりあえず一説として紹介しておく。
ま、笑える。



瑞々しいという言葉がある。
「みずみずしい」
水がしたたるように新鮮な様子である。
稲穂や緑葉がつやつやとして勢いがよい様である。
瑞穂、水も滴る男前など。


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