国、東電、保安院は当てにならない。専門家の意見を聞くのが一番わかりやすい。
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■武田邦彦の話
中部大学 教授  (所属: 総合工学研究所)
•高知工科大学客員教授,多摩美術大学非常勤講師、上智大学非常勤講師
内閣府原子力委員会専門委員、同安全委員会専門委員
•文部科学省科学技術審議会専門委員
•名古屋市経営アドバイザー、名古屋ウェストライオンズクラブ会員
•日本工学教育協会特別教育士、シニアー創造学院客員教授、 青森県鰺ヶ沢町顧問、うるま市アドバイザー,(株)ユーテック顧問 富山環境顧問旭化成工業株式会社・社友、 芝浦工業大学・名誉賛助員 名古屋大学高等研究院・院友



この図は3月23日に原子力安全委員会から発表された図ですが、原発から漏れて出るのは「光のように四方八方に行く放射線」ではなく、ホワッと上空に上がって風で飛んでいく放射性物質(粒子)です。
この図ですと、北北西と南に放射性ヨウ素が飛んでいます
そしてその濃度は、1歳児の甲状腺の場合、いわき市や伊達市で1時間あたり350マイクロ シーベルトの及んでいて、発表される放射線量の150倍にもあたります。
この測定は事実ですから。もしこの地域に1才から5才程度のお子さんを持ちの人は、甲状腺が異常をきたす可能性が高いので、赤ちゃんのことを考えれば、是非とも移動してもらいたいとわたくしは思っています。
その点でぎりぎりの境界を決めるのが大変に難しいのです。
おもに風向きによりますが、風向きが少し変わりますと、汚染の領域が変化すると思われるからです。
http://takedanet.com/2011/03/35_bfcc.html


■山下俊一の話
長崎大学大学院医歯薬学科薬学総合研究科長、世界保健機構緊急被ばく医療協力研究センター長、日本甲状腺学会理事長 原子力安全委員会メンバー

私も国の原子力安全委員会の一人のメンバーですけれども、毎年原発事故を想定して訓練をします。シナリオありきの訓練です。そのシナリオは10キロゾーンで避難ということで、10キロ内の避難を想定したシナリオでありました。でも皆さん、今回の事故はどうでしょうか、なんだか知らないうちに20キロ圏内が避難地域になってしまいました。実は訓練では、まず危ないということがわかると、屋内退避をします。環境中に放射性物質が出ると危ないから、屋内に避難しないさいという判断がなされます。それでも危ないということであれば、当然避難をする訳です。避難、すなわち安全なところへ逃げて行くというのが避難です。でも、今回は10キロの倍、20キロ避難したにもかかわらず、いま20~30キロの間は屋内退避というふうな言葉で、一般の住民は何の事かよくわからん。これは危険なのか、危険じゃないのか。しかも、マイクロシーベルトという値が出て来て、0.02というバックグランドはいつの間にか1になって2になって、20になって、30になって、そんなふうにどんどん日ごとに何か悪くなっている。今度は福島市でも20マイクロシーベルト/hと言っているぞと。

 これについて枝野官房長官も、あるいは政府も、出す声明は正しいんです。値は正しい。環境の汚染、あるいは物理学的なデータは原子力安全・保安院が出すデータは正しいんです。しかし、何が足りないか。じゃあこれが健康に危険かどうかをきちんと説明し得る、その説明の仕方が足りない。何故足りない。誰もこんなことを経験した事がないからです。想定外のこの事故に対して、専門家も自分の専門の分野のコメントを述べます。マスコミを通じてそうです。色んな人が色んな事を言うから、全く違うことに聞こえる方もあるかもしれません。私達はそういうことをイヤというほど過去の事例で経験してきました。

 今は非常事態ですからご心配が多いけれども、いずれこれは治まって、安全宣言がされて、復興のいかづちを上げなくてはいけません。しかし、今はその渦中です。火の粉が降り注いでいるという渦中で、これをどう考えるかということを皆様方は念頭に置いてください。今その渦中にいる我々が予測をする、あるいは安心だ、安全だという事は、実は非常に勇気のいる事であります。危ない、危険だ、最悪のシナリオを考えるという事は、これは、実は誰でも出来るんです。しかし、今の現状を打破するためにどう考えるかという時に、今のデータを正直に読んで皆様に解釈してお伝えするというのが私たちの役割であります。

 放射線の健康への影響は大きく2つ分かれます。高野先生がおっしゃった外部被ばく、外から放射線を浴びるというのを外部被ばくと言います。私たちが20年来仕事をしているチェルノブイリでは、内部被ばくといいます。規模は違いますが、その様相がよく似ています。だから、海外のメディアは心配をして、これは第二のチェルノブイリ型になる怖れがあるから、皆さん遠い所に避難しましょうと。自国の外国人の、東京のいわゆる入国を減らしたり、国外退去を勧告したりしている訳であります。これも、日本の情報が正しく海外に伝わっていないからであります。

 一般の、私たち20キロ、30キロ離れた人たちの放射線の被ばくは何が問題かというと、内部被ばくであります。決して、ここにいる私たちは直接あの原発の放射線を受けません。これは明確です。20キロ、30キロに住んでいる方々は、あそこの熱線を感じることはありません。唯一、大気中に放散された放射性の物質が飛んで来てるんです。これを拡散といいます。風、あるいは温度、あるいは地形によって、その飛び方は違います。同心円的に3キロ、5キロ、10キロ、20キロ、30キロと言っていますが、これは全く意味がありません。いいですか。20キロだから安全、30キロだから屋内退避、40キロだから安全と、そういうものではないんです。

 しかし、どこかで線引きをしないといけない。その線引きは、安全だと言えるから線引きをする訳です。20キロを超えれば、放射性降下物が降り注いだとしても、少々汚染しても全く健康に影響がないから、20キロあるいは30キロ屋内退避という今、令が出されています。

 しかし、残念なことに国もこれは困っています。何が困っているか。屋内退避というのは次は避難なんです。じゃあ30キロ以降まで避難させるかどうかという話になります。でも、この一週間その指令は全く出ません。これだけ原発がトラブルを起こして危ない、最悪のシナリオだといいながら、じゃあなぜ国は20~30キロの人を避難させないんでしょうか。ここは知恵の絞りどころです。今の現状は危険じゃないからです。だから、避難させる必要がないのです。大気中の濃度は恐らく下がります。そして、食物中の汚染も、これは減ってなくなります。どうしてでしょうか。物質は安定なものと不安定なものから成ります。どのような元素も安定な元素と不安定な元素があります。不安定な元素は、不安定ということは安定になるために分裂をします。その時に放射線を出すんです。でも、安定に近づくから放射線は出なくなります。これを半減期といいます。どんどん放射線の活性は減っていきます。エネルギーが強いほど減っていきます。

 大気圏中に出る今回の多くの放射性元素は、放射性ヨウ素であります。ヨウ素は半減期が8日間。8日間で半分になります。そしてその量も非常に少ないために、大気圏中にあるものが身体に入る確率は1/10です。放射性ヨウ素というのは甲状腺ホルモンの原料です。甲状腺に取り込まれます。ワカメや昆布に沢山入っているものと同じものです。その不安定な元素が実は原子炉から出ます。それを吸入して、少しは甲状腺が被ばくをするかもしれません。私が敢えて「少し」と言っているのは、今からお話をするチェルノブイリの事象と比較をするためです。

 放射線は何故怖いかというと、エネルギーだからですよ。紫外線で火傷をする人もいますね。紫外線、みなさん一生懸命、女性の方は特にお化粧のメイキングや紫外線防護に気を遣われます。ただ単に日焼けであけではなくて、欧米ではこれが皮膚がんの原因になるからです。じゃあ、太陽でみんなガンになる?ならないですよ。放射線は紫外線と異なってエネルギーですから、身体に当たるとそれが細胞の遺伝子を壊すということで怖がります。だから、ガンの治療に使うということにもなります。
http://ameblo.jp/kaiken-matome/entry-10839525483.html

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