今度の大地震での文化財倒壊などの情報の中に装飾古墳や縄文貝塚、遺跡情報は検索にまったくヒットしないままである。現地の状況がそれどころではないのだろうが、好事家としては気になるところ。

震災前に福島原発がある双葉町が以下の町情報を書いているが・・・・

●福島県双葉町の情報(震災前の情報抜粋)
かつては農業を中心に栄えた地域ですが、原子力発電所の建設により関連企業や協力企業への雇用が創出され、第二次、第三次産業へのシフトや農家の兼業化が進んでいます。

福島県浜通り地方のほぼ中央に位置し、太平洋に面した平地から市街地を経て阿武隈山系へ緩やかな丘陵地帯が広がります。なお、損害保険会社の地震危険度ランキングでは、福島県は最も安全な等級にランキングされています。

清戸迫装飾横穴墓(国指定文化財)、新山城跡(町指定)のほか、県内最古の貝塚である郡山貝塚などがあります。
http://www.jplocal.com/ujiturn/07546.html

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「最も安全な等級にランキング」・・・・この紹介文に今更ながら心の中に風が吹く思いになってしまう。
原発のすぐそばにある横穴墓群はどうなったのだろうか?
中でも装飾古墳である清戸迫横穴墓や泉崎四号墳は最も気になっている。
http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/52918003.html

ややはなれるが秋田の大湯環状列石や三内丸山、亀ヶ岡などの縄文遺跡も気になる。こちらは建造物が少ないので石の倒壊程度で、あとは公園内のレプリカ建造物くらいの被害だろうとは思っている。
なにしろ原発「事象」で、文化財どころではないだろうし、中でも古代のものは後回しにされていることだろう。
情報はまったくネット上に現れない。まだ現場に近づくこともできないのだろうが、茨城の虎塚古墳装飾や秋田、山形、青森あたりではそろそろ概要が出てきてもいい頃だが・・・。



実際に地元や行った好事家の情報が欲しいところであろう。

神奈川県考古学者のブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/yhojo_6261#19493292



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