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ジビエ(: gibier
とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。
本来はハンターが捕獲した完全に野生のもの(: sauvage、ソバージュ)を指すが、供給が安定しない、また入手困難で高価になってしまうといった理由で、飼育してから一定期間野に放ったり、また生きたまま捕獲して餌付けしたものもドゥミ・ソバージュ(: demi sauvage、半野生)と呼び、ジビエとして流通している。
 

 
 
昨今、シカやイノシシの急増状態が続いており、山林がまるはだかにされている話をよく耳にする。
ところがそれを駆除する役目を果たすハンターが老齢化し、まったく足りないのだという。
まして動物愛好家たちは、山林の崩壊が今のゲリラ豪雨などの頻発で、ますます山崩れなどの大災害を招き、それが人間を危うくしていることなどにはまったく無頓着に無責任に、動物を殺す残虐なやからと猟師を決めつけて、一向に作業は進まない。
 
反面、猟友会の人員募集に集まる若者は年々増えている。
奇妙な現象だが、若者たちは主として、現代の行き着いた人類の今後をあやぶみ、縄文の狩猟採集生活に戻るべきだという発想で、ライフルを撃ち、マタギたちに自活生活・サバイバルのノウハウを学ぼうと言っているそうである。
さて。
 
危惧すべきなのは、その理由の裏側に、緊迫するアジア情勢に対して、銃によって身を守るとか、激しい場合は在日外国人を撃ち殺したり、仮想敵国へ乗り込んで撃ちっ放すとか、そういう右傾化も拍車をかけていないか、というものもある。
 

 
狩猟生活は主に秋季、冬季、春先の間に行われる。これは落葉樹が葉を落とすことで山の見通しがよくなるためである。これは縄文から現代マタギに至るまで、まずもって変わらぬ風習である。さらに秋からドングリなどの木の実も多くなるので、動物たちも冬眠前、冬枯れ前に空腹を満たそうと活動するからでもある。
 
かつては縄文人のでんぷん質はそのほとんどがドングリ採集によると考えられてきたが、今では縄文人の食べた炭水化物食品の多くが栗であり、しかも後半は栗を栽培していたことがわかっており、縄文人が落葉樹林を生活圏に選んだ理由が必ずしもドングリのためだけではなく、冬場の狩猟がやりやすかったためであることも重視されてきた。
 
夏場は海岸地帯で魚介の採集、及び藻塩製塩を行っている。製塩は夏の作業であった。それは海藻が夏場に多く獲りやすいからであった。
 
さて、現代の若者がそういう縄文人の生活感をにわかに真似できるかどうか疑問である。自然を友とし、短い波乱に満ちた人生を危険とともに暮らすサバイバル生活の将来を考えて、猟銃を習い始めるとはとうても思えない。まして大河ドラマなどではいくさにおける近代鉄砲・大砲のいかに必要であったかを教える会津藩の敗北をテーマに放送している。これを見て、銃知識・実戦を何か別のことに生かそうとしてはいないか、気になるところである。
 
猟友会に老人が多いのは、経験が必要であること、動物を駆除しながらも、実は動物へのいつくしみ、自然への融合を、身をもって大切と思う年齢だからである。彼らとて無差別に動物を駆除するわけではない。しかし血気盛んな若者にはまだまだ血生臭い欲があり、いったん殺傷の面白さを知った場合、歯止めも利かなくなるものも多いのである。
 
シカやイノシシ、熊を駆除するのと、食のためにとるのと、さらに普段のゲームハンティングとをきっちり区分できるものでないと、それこそ根絶やしにしてしまいかねない。
 
ところが動物たちはオオカミが消えてからというもの、天敵がいなくなり、どんどん森を食い尽くしていて、今では都会でさえ出没する時代になった。
 

 
シカやイノシシ、ウサギやハト・かもなどの野鳥はうまい肉を持った動物である。
しかし日本人はこれをほとんど食べたことのあるものがいない。
もったいない話である。
野生をつかまえ、それを落とし、調理する行為は人類の基本行動であり、そこには自然へのいつくしみが生まれる素地がある。生き物を殺すことの罪深さは、実は当の殺害する猟師たちこそが最も知っている。動物愛好家などは無知で、無理解で、むしろ残酷で、生命の偉大さを軽視しているおろかものばかりである。それは自らの手で命を絶ったことがないからである。こうしたやからが動物愛などを説くほうが釈迦に説法だと知らない。まことに人類の基本活動には必要のない、格好だけの偽善者である場合が多くて困ると狩猟側は思っている。
 
今後、食糧難時代を控えて、九州などでは地元の学校で給食にシカ肉を使ったり、子供たちに料理させたりを実践(海外ではジビエ料理という)しており、食糧難時代のためのサバイバル教育の一環としている。時代が行き詰ってくると動物愛好などは当然消えてゆかざるを獲なくなる。人間が衣食足りてこそのペットだからだ。
 
欧米では野鳥・シカ・ウサギなどは野趣あふれる美味として、むしろ牛・豚・チキンよりも愛好されている。もっと日本人も野生のアジを覚えて、獣肉に関する味覚を洗練させてゆくべきだろう。
 
参考ニュース
 
 
 

 
Kawakatu’s HP マジカルミステリーコレクション渡来と海人http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/
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