迷路の脱出法は壁伝いです。
どんな複雑な迷路も、壁面に手をかざしながら歩んでいけば、いつか必ず出口に到達できるというのが、科学的論理なのです。
 
ただし、それはその迷路に必ず入り口と出口がある場合にのみ有効な手段でもあります。
 
もしその迷宮に出口がなかったとしたら、いくらさまよっても、入り口に逆戻りすることとなるでしょう。
 
 
魏志倭人伝などは、まさにその「出口がない地図」を描き出す目的をもって書かれた史料だと言えます。最初から、そこには目的地がどこにあったかがわからなくしてあるのです。要するに倭人伝は、中国人が大好きな禅パズルのようにしてできた呪文だったと言う事も可能なのです。
 
 
 
 
 
人が作り出す文章には、必ず言霊というパズル遊びの要素が隠されています。
 
 
 
 
文献から歴史を知ろうとする場合、たとえば論理一辺倒の考古学などでは行き着けない、想像力が不可欠です。それはただの少年少女の空想ではない、経験に裏打ちされたものでなければなりませんが、それにつけても歴史のほうは一万年以上の歳月なので、100歳近く人生経験した個人の想像力では及ばぬことが多々あります。そのために、法則や、繰り返す歴史のルールを知る知識が必要となりましょう。それが他者の経験の知識である書籍などです。
 
 
 
考古学は、いや、科学は、懸命に迷路の壁を着実に遅々としてなぞっていく学問で、非常に時間がかかります。迷路の出口がない文献の穴を、考古学は埋めてくれますが、そこから古代人の言霊を見つけ出すのは至難の業です。
 
 
 
 
 
人は数式のようには動かない場合もあります。まして作り上げた数式の裏を書く場合もある。倭人伝のようにです。
 
 
 
 
 
 
逆転と、ジャンプが必要です。
 
 
 
 
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