来年の干支にちなんで。

答え・・・違います。サルは親戚のひとつです。サルから進化したのではなく、サル・類人猿・人類は共通の先祖である動物から枝分かれしました。

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その共通祖先とは、最新科学の説では真主齧上目(しんしゅげつじょうもく、Euarchontoglires)ではないかとされています。白亜紀頃出現。それ以前はネズミのようなげっ歯類でした。

あまりいいたとえではないですが、ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・・・と来て、ネズミから始まった干支が来年サルに到達した・・・程度のことです。

もっとずっとたどっていくと、恐竜の時代に海の中で隠れるように暮らしていた小さな脆弱な魚類だといわれています。カクレウオみたいな奴です。


つまり、人類の祖先や親戚は全員が、だいたい食肉獣から逃げかくれしながら生き延びてきたことになります。弱かったがために脳みそや手を発達させる道を選ぶ。つまりかなり卑屈で、弱虫で、頭脳的な生き方でしか人類は生まれなかったんでしょう。


強者の生き方はしてこなかったことをお忘れなく。
戦争でも、そういう生き方をするほうが、人類の進化には適合しています。
卑怯者と言われようが、なんと言われようが、生き残ることが客観的に正解なのがこの世界の摂理です。昔の武士のような生き方はむしろ大ばか者だということです。


戦時中、非国民などと誹謗された人のほうが正しかったことは大事な経験です。
その時代の万民が納得するような生き方はたいがい間違っていたと思ったほうがいい。要するに民意も主流も意に介さず正しい道を各自が考えることでしょう。

そういう生き方をしてください。


人類の進化などは「永遠の0」だったと考えてもいいかな?



逃げる、主観的に死を選ばない、かっこよさを選ばない、とにかく生きる。それが永遠の正体です。すると生命は渦巻きになって存続するでしょう。


猛獣はつながらない。です。