日本の文献に「怨霊」という言葉が初めて使用されたのは、『日本後紀』延暦二十四年(805)四月庚辰(五日)条である。

令、諸国奉為崇道天皇、建小倉納正税四十束、並預国忌及奉幣之例、誤怨霊也

ここにある崇道(すどう)天皇とは早良親王の異名である。



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