ヘッダー画像は七人の小人
小人にはつるはしとカンテラと決まっている。
つまりやつらは鉱山師。




●ケルト民族分布図
d30c473c.jpg






●鹿トーテムのケルトと世界の共通性
dc42135f.jpg





●馬トーテムのケルトと世界の共通性

e67b6db3.jpg







●ケルトの妖精一覧とKawakatu的解釈


 <アイルランド特有(?)の妖精>
バンシー・・・・・・特定の旧家の守護妖精で、白い衣を着て、灰色の長い髪をなびかせ、真っ赤に泣きはらした目をしている。そして泣き叫びながら、その家の者の死を予言する。Kawa解釈=脱衣婆か座敷童であろう。

レプラホーン・・・・・・妖精の靴を直す小人の靴屋。7個ずつ2列に並んだボタンがついた緑の服を着て、赤の三角帽子をかぶった老人の姿をしている。非常に素早いが、捕まえることが出来たら大金持ちになれるという。
Kawa解釈=靴屋=皮革なめし=被差別民

プーカ・・・・・・不真面目な召使の魂。変身の術に長けている。木苺がすっぱくなるとプーカが腐らせたとされ、馬が逃げ出すとプーカの仕業と言われ、ちょっとした悪いことはプーカのせいにされるようだ。
Kawa解釈=言うことをきかない不躾な召使=奴隷=被差別民と外国人・異民族捕虜
のこと。日本では戦後冤罪が多かった朝鮮人もそれ。アメリカなら黒人。

エルフ・・・・・家に良いことがあると、それはエルフのおかげとされ、窓辺に感謝の印としてミルクが置かれる。
Kawa解釈=まごうかたなき座敷わらしのこと。




メロウ・・・・・・人魚。海底には人間の魂のつまった籠があるという。
Kawa解釈=人魚の妖怪なら海坊主だが、これは女。ギリシアでサイレン。



 <アイルランドなどの妖精>
ブラウニー・・・・・家事好きな妖精で、よく手伝いをしてくれる。報酬のミルクや蜂蜜を忘れたり、仕事に文句をつけたりすると、怒って家をめちゃくちゃにすることもある。また、丁寧に扱わないと、悪戯好きなボガードになりさがり、更に落ちると、醜くて物を壊したり投げつけたりするドビーになってしまう。
Kawa解釈=貧民出身の召使=荒神


パック・・・・・・変身が得意。焼きリンゴになってビールのジョッキに飛びこんだり、椅子に変身して誰かが座ろうとすると消えて転ばせたりする。
Kawa解釈=同上、悪がき。はねっかえり娘。

ジェニー・・・・・・水の精で緑の歯、緑の髪。子供を河に引きずり込む。ケルト圏では緑色は死の色、豆は死者の食物とされている。
Kawa 解釈=日本の河童である。

ピクシー・・・・・・人間から借りた(盗んだ?)馬を一晩中乗り回し、明け方にヘトヘトになって馬と一緒に倒れていることがある。
Kawa解釈=なんじゃ?こりゃ 猿真似のことか?

エレウ-マン・・・・・・デンマークのエルフ。ニワトコの木の精で、正面から見ると美しいが、後ろはボロボロに腐った木の空洞といわれている。
Kawa解釈=バックシャンの反対やな・・・見掛け倒しのみえっぱり女か?

グラシュティング・・・・・スコットランドのエルフ。女性やヤギに変身することが多い。正体を見破ったとき、機転の利いた言葉を言うと、幸福な一生をくれるという。
Kawa解釈=天邪鬼

スプリガン・・・・・巨人の魂から生まれた小さな妖精。巨人に変身できる。
Kawa解釈=孫悟空

ニッカー・・・・・・ドイツの水の精。人が溺れそうになると、水面で踊る。
Kawa 解釈=河童 かえる

ノッカー・・・・・・ユダヤ人の魂から生まれた妖精。
Kawa解釈=鉱山師・炭坑夫・成金麻生さんの母方祖父(炭坑成金)

ショート・ホガーズ・・・・・・洗礼を受けずに死んだ赤ちゃんの魂。
Kawa解釈=夭折幼児の聖なる霊魂は一族の祖霊を連れてくる。

ゴブリン・・・・・・意地が悪くて非常に醜く、人間に害を与える。
Kawa解釈=小鬼

ホブゴブリン・・・・・・ちょっとした悪戯はするが、好意的な性質。
Kawa解釈= 障礙神

トロール・・・・・・ドワーフに似た恐ろしい生き物で、人間に害を与える。
Kawa解釈=鬼、魔物、災害神

ドワーフ・・・・・・地下に住む小人。白・茶・黒の3種類がいる。
Kawa解釈=地震・かみなり・火事・おやじ

サラマンダー・・・・・・火の精霊。
Kawa解釈=鍛冶屋

ニンフ(ウンディーネ)・・・・・・水の精霊。
Kawa解釈=みすはめのかみ


ノーム・・・・・・地の精霊。=地震

シルフ・・・・・・空気の精霊。=風、大風



 <ミッドナイト・サマー>
 夏至(ミッドナイト・サマー)の日、地下から妖精や魔女が現れるとされていた。
=暑いから気も狂うわいな。

 <エルフ・ニップ>
つねったり叩いたりしたような青い痣は、エルフにしめつけられた跡とされた。
=夜中に嫉妬した嫁はんがつねったんやがな。

 <エルフ・ショット>
 悪賢いエルフは、強力な弓矢で人間や家畜に矢傷(ショット)を負わせるとされていた。症状は、ひりひりと痛む発疹、皮膚に残った斑点、身体の障害など。
=しっしん、かぶれ、虫さされには今はムヒがおます。

 <エルフ・ダート>
 家畜が原因不明で死んだとき、近くに小さくて平べったい三角形の石が落ちていたら、それはエルフの矢(ダート)だといわれていた。
=家畜泥棒がやじりを落としたにちがいない。

 <チェンジ・リング>
 妖精はときどき人間の赤ちゃんを盗み、代わりに自分の病弱な子や赤ちゃんに似せた丸太棒を置いて行ったり、面倒を見てもらおうと、ズルい皺だらけの妖精がゆりかごに入っていたりする。 特に洗礼を受ける前の赤ちゃんからは目を離してはいけないと言われていて、妖精除けに、ロウソクの火を灯しておいたり、ヤドリギの小枝をベッドカバーに乗せたりしていた。※国によっては、「くしゃみ」をするまでとも言われている。
=そのまんまひとさらい。貧しい人々への警告。



 <惑わしの術(グラマー)>
 四葉のクローバーから作った塗り薬を目に塗ると、グラマーから逃れることができると言われていた。
 1人の産婆が真夜中に呼ばれ、ある家に行った。非常に立派な家で、美しい婦人がベッドに横たわっていた。無事に子供を産み落とした後、婦人は子供の瞼に薬を塗って欲しいと産婆に頼んだ。 産婆は薬を指に付けて子供に塗ろうとしたとき、目にかゆみを感じて指でこすった。するとグラマーは解け、家は木の洞に、子供はとんがった耳の妖精に変わっていた。妖精たちは産婆の目を失明させてから帰した。
=ボインボインの恋多きおねえちゃんとちゃう?人を惑わす魔性の女。ご主人・奥さんたちの経験から出たしつけの話だわ。君子危うきに近寄らずと同じ。


 <妖精の輪>
 原っぱに丸い輪が出来ているのを見つけたら、それは妖精たちが踊った跡とされていた。
=それは鳩山さん(宇宙人からも阻害されたさまよえる宇宙人)が歩いた足跡でしょうね。ぽっぽぽっぽ~~
円=神の痕跡=指紋=渦巻き


 <妖精とヴァイオリン弾き>
ある日、2人のヴァイオリン弾きが妖精の結婚式での演奏を頼まれた。妖精たちが楽しそうに踊る中、2人は夜通しヴァイオリンを弾き、たくさんの金貨をもらって家に帰った。すると現実には何十年もたっていて、2人はあっという間に年老いて死んでしまった。(浦島太郎?)
=それはもう高島さち子だね。旦那の生き血を吸って、浦島太郎のように老化させてしまうがらっぱち女。


 <妖精の花>
ブルーベルの花が鳴っているのを聞いたら、それは自分の弔いの鐘とされ、ブルーベルの森に子供が迷いこむと、二度と見つからないという。
 妖精は赤や白の花をつける木(サンザシ、リンゴ、スイカズラ、トネリコ、ナナカマド、イバラ、ヒースなど)の下で踊るのが好きなので、それらの木を切って家の中に持ちこむと、妖精の怒りを買うことになる。
=木の精?気のせい?
ベルを腰につけて森に入るのは山に慣れた山師や木こり。つまりこれは神隠し。人さらいのことやね。










ケルトの妖精たちは日本の妖怪と観念は同じ「モノ」である。
モノを鎮めるのは日本では物部氏の仕事である。ケルトではドルイド。どちらも巫覡(かんなぎ)である。こういう職種は古代から中世の端境期に登場する。それが必ず、やがてやってくる新しい褻外の政治王によって消されたり追い出されるのが歴史の定型的ストーリーで古代が中世に変わるときのいわゆる動乱・激動を言っていることになる。


太古には神観念はまだ確立しておらず、それはおしなべて災害に代表され、中心は来訪するまれ人神=精霊・・・東南アジア島嶼のピーや北欧の冬至祭の精霊のようなもの。これは原始信仰の時代の産物で器物・子供・女・老人の姿をしている。なぜなら「大人」が現実社会=うつせを生きるに大して、それらはみな非現実的社会生活をするものだからである。これを虚像とも言う。もちろん古代の男にとってということ。今でもそういう考えを持っている日本人の男ならそこらじゅうにいるだろう。

そういう妖精たちは人間に「見えた」ものでなく、見たような気がする存在で、実際には存在しない。存在しないという考え方は客観的で科学的なもので、そうなったときが「近代」である。いるかもなあ、いやいないだろう、の時代が中世、いる、絶対いると巫女が言っているからいるが古代、全員がいると信じて疑わないのが太古。
だからいると今でも信じている人は、子供のままか、あほか、古代を生きている人で希少価値がある。だから教祖様にもなれる。なんだっていいから、うそでもいいから、確信を持っているものだけが教祖や大臣や偉人になれる。つまりそんな人はまれなので=魔物、祟り神、鬼、モノである。

魔女という概念は中世に頻繁に出てくる。子供を生まない嫁さんは魔女、ふしだらな女は魔女、共産主義者は魔女・・・などなど。ようは変化を危険視した時代の迷信。古代は弘法大師も書いたように子供を生むことこそが繁栄の道=仏道真理。生まないものはつまり宇宙の摂理である、永遠の連鎖を断ち切る所業をなすモノとされたわけである。そう言いながらも宇宙神はときどき大災害でカタストロフィを起こして、善悪無関係に人を食った。あがらいがたし。







Kawakatu’s HP 渡来と海人http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/
かわかつワールド!なんでも拾い上げ雑記帳
 
http://blogs.yahoo.co.jp/hgnicolboy/MYBLOG/yblog.html
画像が送れる掲示板http://8912.teacup.com/kawakatu/bbs/
Kawakatu日本史世界史同時代年表http://www.oct-net.ne.jp/~hatahata/nennpyou.html
公開ファイルhttp://yahoo.jp/box/6aSHnc
装飾古墳画像コレクションhttp://yahoo.jp/box/DfCQJ3
ビデオクリップhttp://www.youtube.com/my_videos?o=U