ちょっと科学の豆知識を書こうと思います。


筆者が長期の休養に入った先月。テレビで「大和堆 やまとたい」という言葉が出て、しかし残念ながら聞き手の女子アナが「ヤマトタイ・・・?ですか」とつぶやいたことが今でも忘れられない。

現代の政治事情の話の中で、大和堆という海中の、少し浅い地域には、ロシアやら、北朝鮮やら、アメリカの、潜水艦が停留して、それぞれがそれぞれの仮想敵国を監視するための拠点化してりうという話だったわけだが、かの民放女子アナは、その地形をまったく知らなかったらしかった。

大和堆というのは、ようするに、数万年前に、日本列島が東アジア極東地域から分離するさいに、日本海に置き忘れた忘れ物、列島の残骸である。



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大和堆と北大和堆のふたつの礁が、日本海の海中にのこっている。


こういう地理的事項を、学校はもっと子供たち全体に教えておくべきである。


昭和時代から、ここはロシア潜水艦が通ることなどは、ぼくたちには常識だったし、こういう浅い地形には潜水艦の海中停留があることなど、常識でなければならぬ。




いま、以前読んだ、地球史、蘇我氏の著作を、平行して読んでいる。
筆者の健康状態で、負担の軽い、そうした単語と解説を、少しこれから書いて、元のリズムを取り戻していこうと思っている。


面白くて、未知の言葉や影像で、自分自身も楽しみながら。



ハウ・アバウト・ユウ?