地質や地震学の専門家ではないけれど、一応地元近いので、そして古代史で地質を若干見ているので、思うことですが・・・。
大野は構造線の切れ目に近いのと、地盤が、阿蘇の新しい隆起層と、祖母・傾の古い層の切れ目がありまして、かねてから地すべりは起こってもおかしくないと思うわけでして。古墳や遺跡と地層地質は深く関わるので、走っていると「あ、ここから地質が違うな」に、気がつくようになった。だから少し調べたわけです。すると大野の古墳のそばに断層ではないが、変わる場所があるんだな。と気付くわけです。大野町は祖母の鉱山が二つもある地域で、鉱物採集氏族も緒方氏とかいろいろいるわけです。鉱山があるというのは、地層が「ユリ」を受けています。押し付けられたり、ずれたりの圧迫が金属=「凝り」という ストレスが起こっているってことです。祖母山には建男下凝神社があるわけで、祖母=大地母ですから、豊かな資源を生み出すということです。それは=大地の危険性も言うことになるわけ。
阿蘇隆起と祖母隆起は、前者が90万年前、後者が270万年前でして、当然地質は違うわけで、断層ができていいわけなんですが、これまでの調査では大野にはあまりないことになっています。しかし、全国のマップにある活断層は実はちゃんと調べてない場合もある。もう一度、全国的に再調査しておくことが必要でしょうね。いいかげんんなハザードマップもありましょうから。
熊本~大分の地震では、構造線内部の横ずれが起きたわけです。ならばその外側だっていくらかは影響を受けてないはずはないと思うほうがいい。地層は何が起こるかわからない。時間のスパンが、人類の生きてきた時間枠を越えていますから、あらゆる想定などははなから意味がない世界でしょうね。そう思っているべきじゃないですか?あれはないはずだ、これもありえない、なんて、あちこちの地震サイトなどは書いていますが、そんな甘いものではないですよ。相手は気まぐれな「自然神」なのですからね。人間ごときが想定しようとしたってわかる分けない。だからあらゆることを考えておくべきです。
そうしますと南海トラフが広がっているなども、当然、頭の中に置いておいても無駄じゃないでしょう。
ま、だからと言って、それで今回、大騒ぎする必要もない。そういうサイトは読まなくても大丈夫でしょう。
こういう巨大なスケールの話は、人間なんかが考えたって意味はありません。祈るしかないわけです。人間なんかまだそんなものです。
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