今朝未明の皆既月食観ましたか?
二年ぶりの火星大接近とあわせて観測した人も多かっただろう。

夕方、ほぼ満月に近い。そのやや左下に紅い星が光っていた。



これが火星



月食も赤い




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火星といえば昔、「ミッション・トゥ・マーズ」というSF映画があったのを覚えておられるだろうか?

火星からDNAが隕石に乗って地球に飛んでゆく最後のシーンと、この火星人が印象的だった。























さて、生命は本当に映画のように、地球外から宇宙人の手によって地球にやってきたのだろうか?現実的にはまずそれはありえないらしい。それどころか逆に、地球こそが生命を宇宙へ飛ばせているという研究者が多い。

隕石が地球に落下する。
すると地表が飛び散って、宇宙に飛び出すものがある。
それは地球のバクテリアが生息する土だ。
巨大な隕石の場合、飛び出す破片も大きい。
そのまま宇宙をさまよい、集まって隕石になり、いつしかどこかの惑星へたどり着き、生命の元になる・・・。

こっちのほうがよほど現実的なのだそうだ。

生命がその星で生まれるには、水と火山が必要だ。水が生まれるには窒素・水素・酸素がいる。酸素を生むのは植物である。まずバクテリアのような生命体が生まれて、二酸化炭素を摂取して大量の酸素に変換してくれねばならない。


ところが火星には花崗岩がなく、海があった時間が非情に短い。地球のような長期間海が存在した痕跡もなく、火山も少なく、花崗岩がないのだから地球のような大陸プレートテクトニクスも起きなかった可能性が高い。金星はまったくプレートがない。火山もない。そうなると海底火山の火口で生命が生まれる可能性は、ほとんどない。もし火星で今後生命体が発見されたとしたら、それは地球からやってきた惑星断片にくっついていたバクテリアか、あるいはアメリカの火星再生計画で送り込まれた探査機にくっついていた細菌である可能性がまず考えられることとなる。



火星の、かつてジェネシス計画、今はマーズ・ワンとかテラ・フォーミングなどといういい加減な計画も、まずは現実的でなく、あまりにも主観的で杜撰な計画である。地球の数倍の巨大な凍った惑星・火星を、人類が住めるようにするのに、どれだけ莫大な金が必要かをまともに考えたとき、それがアポロ計画同様の、他国へのアメリカの力を見せ付けるための建前計画でしかないことは誰にでもわかろうと言うもの。本気で考えているはずがない。ならばそれにあわせて、大金持ちたちが自分を冷凍保存して火星移住するなどといううわさも、当然、アメリカお得意のハリウッド手法であることは、馬鹿でない限り誰も信じるはずがない。あの国は月にさえ、実は行ってなかった可能性すらある国家なのだ。


経済的に、火星を変革するなど無理である。まずもって花崗岩がないことはプレートテクトニクスがないことであり、それで地球と同じ歴史がたどれたはずがないのである。地球の稀少さ、奇跡的歴史を、そこに住む人間が信じず、自分たちの先祖である生命が、その構成物質がすべて地球のものでできていることも無視して、地球外から送り込まれたなどと妄想する、そのあまりにも自己否定、地球否定的なマイナス志向は、まるでオーム麻原のようであるとすら感じる。


基礎学力不足だろう。









NHK,チコちゃん、放送時間をいいかげんに決めてくれよ。
毎週、地方特番ばかりで裏切られ続けている。
大河と朝ドラとニュース以外、あるのかないのか、いつやるのかころころ変わる、そんな放映計画ありか?

あとNHK天気図で、大分県・宮崎県はどこの天気を見ればいいのか?産まれてこのかた60数年、いまだにわからないままである。

それと、番組のヒントをブログやSNSからパクってるだろ?