現在の史学では、そうした意見のほうが増えている。
というか、中国に習って成文にしただけの「なんちゃって律令制」だったと言うのである。

律令つまり法律が厳しく厳格に施行されたのは近代以後だと。
古い教科書はもう書き換えられている。
ぼくらが受けた授業は全部、すでに古すぎるのだ。


最古級の成文法制は、すでに蘇我氏が、秦河勝らの知識で作っていたものがあったはずで、それらは焚書されたでよいと思う。国記・帝紀がそれか?